上智法学部大事典

上智法学部生による上智法学部新入生のためのサイト。

上智法学部生の留学体験記③

f:id:sophia-law4:20200518130924p:plain

 

みなさんこんにちは!
地球環境法学科3年のなつです。

 

引き続き、法学部の先輩の留学体験談をご紹介していきます!

 

<この記事でご紹介>

 

 

<10時の記事でご紹介>
・Aさん(国関・4年) イギリス・バーミンガム大学(交換留学・1年間)
・Bさん(国関・3年) ノルウェーオスロ大学(交換留学・1年間)

 

sophia-law4.hatenablog.com

 

<12時の記事でご紹介>
・Cさん(国関・3年) フランス・リール大学(交換留学・1年間)
・Dさん(地環・4年) フランス・リールカトリック大学(交換留学・1年間)

 

sophia-law4.hatenablog.com

 


※表記の学年は、現時点の学年です。留学した年次についてはそれぞれの紹介の中で記載しています。
※紹介順は、交換留学(1年間→1学期間)→各種研修で、国別五十音順です(日本語発音で)
※このほかにも、法学部には留学や海外研修に参加した人が多数います。ここで紹介するのはほんの一例です。

 

 

~交換留学・1学期間~


Eさん(地環・3年) 香港・香港中文大学(交換留学・1学期間)

f:id:sophia-law4:20200519111027p:plain

香港人のルームメイトと。オーシャンパークにて。)

f:id:sophia-law4:20200519111032p:plain

(寮の部屋から見える景色!オーシャンビュー!!)

 

<あなたの留学環境について>


・留学した場所・大学は?
香港・香港中文大学

・留学先で使った言語は?
日常生活…英語、授業…中国語(北京語)

・留学の形式は?
交換留学(語学コース)1学期間 (2年秋)

・留学期間は?
2年、8月末出発、11月中旬帰国
(12月中旬の帰国予定だったが、抗議活動の影響で緊急帰国)

・滞在方法は?
学内の寮、2人部屋

・留学費用はおおよそどれくらい?
授業料0円、航空券6万円、保険料5万円、寮費10万円、その他40万円

・留学した理由は?
第二外国語として学んでいた中国語を極めたかった。
海外で長期間生活してみたかった。

・留学先の大学で、どのようなことを勉強した?
北京語

・留学先を香港にした理由は?
北京語の語学コースで受け入れを行っていた大学から選択した。第2外国語でお世話になった先生から、レベルが高く、グローバルな環境で学べるということで香港をお勧めしていただいた。

・香港中文大学に行って一番よかったことは?
10年20年先もつながっていたいと思える人たちに出会えたこと。

・留学をしてよかったと思うことは?
自分が今までどれだけ狭い世界で生きてきたのかを思い知らされたこと。日本を客観的にみられたこと。世界中に友人ができたこと。

・留学で一番苦労したことは?
英語力不足で、なかなか自分が本当に言いたいことが言えなかったこと。

f:id:sophia-law4:20200519111037p:plain

(寮の夕飯)

f:id:sophia-law4:20200519111043p:plain

(香港名物の点心)

 

 

<単位関係>


・留学するために、事前の単位の取得等で苦労したことは?
2年秋の必修科目を1年の秋に取ったこと。2時間連続で憲法を受講することになってしまい、苦しかった。
また、語学コースで取得した単位は法学科目に換算されないため、一般教養に換算するしかなく、事前に法学科目ばかり履修しなくてはならなかった。

・留学した分の単位換算はどうなった?
まだ単位換算が終わっていないのでわからない。一般教養と語学科目のところに換算してもらう予定。

 

f:id:sophia-law4:20200519111048p:plain

(韓国と日本のクラスメイトでディズニー)

f:id:sophia-law4:20200519111054p:plain

(ハイキング&キャンプ。みんなで朝日を見ました。)

 

 

<後輩へのアドバイス>


・留学に関する情報はどこで手に入れた?
先輩方の帰国レポート。(←ロヨラのダウンロードセンターより見られます!)短期留学で同大学に行ったことがある友人からの情報。

・留学を迷っている後輩にひとことお願いします。
ぜひ行くことをお勧めします。留学中は学術的な学びよりも道徳的な学びの方が大きかったように思います。慣れない海外生活はつらいこともありますが、そこでの出会いや経験は一生の宝になります。ホームシックにはならなかったのに、帰国後は香港シックに苦しんでいたくらい、充実した留学生活でした。皆さんもぜひ留学して素晴らしい人々と出会ってください。

(香港は全体的に大学のレベルが高く、本科生、交換留学生ともに優秀な方ばかりで、いい刺激を受けました。日本人が多く住んでいるので日本人コミュニティーも充実しています。治安がよく、世界中の人々と出会える香港での留学は本当におすすめです。料理もおいしいですよ!)

・留学中に体験しておいたほうがいいと思うことがあったら教えてください。
とにかく留学先で出会った友人たちと、いろいろなところに出かけてください。(部屋に引きこもるのはもったいないです。あっという間に留学終わってしまいます!)
学内外のイベント、市場、博物館、ハイキング、旅行…なんでも構いません。個人的には特に、ハイキング&キャンプが印象に残っています。小さなキャンプファイアーを囲んで、ゲームをしたり悩み事を相談しあったりしました。何事にも積極的に飛び込んでいく姿勢が大切かと思います。

 

 


~夏期・春期休暇中実施の短期研修~


Fさん(法法・3年) オーストラリア・西オーストラリア大学(海外短期研修・春期休暇中)

f:id:sophia-law4:20200518105754j:plain



※Fさんの留学体験談は以下の記事で詳しく紹介されています!ぜひご覧ください!

 

sophia-law4.hatenablog.com

 


<あなたの留学環境について>


・留学した国・場所・大学は?
オーストラリア・パース・西オーストラリア大学

・留学先で使った言語は?
英語

・留学の形式は?
海外短期研修 (西オーストラリア大学)

・留学期間はどれくらい?
2月に3週間ほど (2年の春休み中)

・滞在方法は?
私は寮に滞在しましたが、ホームステイも選べます。

・留学費用はおおよそどれくらい?
50-60万、生活費5万

・留学した理由は?
英語に触れる機会が減っていたからです。また、英語で法律を学べるという環境に惹かれました。

・留学先の大学で、どのようなことを勉強した?
講義ではオーストラリアの様々な法律について、日本の法律と比較しながら学びました。フィールドトリップでは、裁判傍聴に行ったり、刑務所に行ったりと法学部ならではの体験をさせていただきました。

・西オーストラリア大学に行って一番よかったことは?
オーストラリアの大学の雰囲気を知れたことです。キャンパスがとても広く、孔雀が自由に歩き回り、学生が自転車で次のクラスに向かう姿は日本ではなかなか見られないなと思いました。

・留学をしてよかったと思うことは?
自分が十分に日本の法律を理解していないと痛感したことです。覚えるのではなく、説明できるような勉強方法を模索するようになりました。

・留学で一番苦労したことは?
英語があまり得意ではないため、講義内容についていくことが大変でした。

f:id:sophia-law4:20200519111100p:plain

f:id:sophia-law4:20200519111106p:plain



<単位関係>


・留学した分の単位換算はどうなった?
C群4単位になる予定です。

 


<後輩へのアドバイス>


・留学に関する情報はどこで手に入れた?
友人

・留学を迷っている後輩にひとことお願いします。
講義内容をすべて理解することはとても困難な研修ではありますが、とてもためになります。法学科目だけでなく、オーストラリアの歴史や文化についても学ぶカリキュラムが組まれていました。とてもおすすめです。

・留学中に体験しておいたほうがいいと思うことがあったら教えてください。
法律用語の英訳をある程度暗記すること

 

 


Gさん(法法・3年) カナダ・マギル大学(海外短期語学講座・夏期休暇中)

f:id:sophia-law4:20200519111016p:plain



<あなたの留学環境について>


・留学した国・場所・大学は?
カナダ・モントリオールマギル大学

・留学先で使った言語は?
留学先で使った言語は英語です。ただ、モントリオールはフランス語を話す人が多く、街の標識やお店のメニューなど、フランス語と英語表記のものも多くありました。
お店での買い物では、レジなどのやり取りの際、初め、フランス語で話しかけられることが多かったですが、フランス語が分からないと言えば、英語で対応してくれるお店がほとんどでした。一部の地域、市場では、英語を話さない方々もいて、そういうところでは英語は通じませんでした。

・留学の形式は?
私は、上智大学で募集していた海外短期語学講座の夏季休暇中実施プログラムというもので留学をしました。

・留学期間はどれくらい?
留学期間は、約1ヶ月です。
2年生の夏休み期間中でしたので、期末テストが終わってすぐの8月4日~渡航しました。
そこから約1ヶ月、カナダに滞在して8月の終わりごろ日本へ帰国しました。

・滞在方法は?
寮滞在でした。私の滞在した寮は、ジムやプール、卓球やビリヤードのできるスペース、キッチンなど様々な施設があり、留学中はそれらの施設を使っていました。一緒に留学した友達も、ジムやプールなどを利用しており、誰でも寮の施設を使えるようになっていました。
また、滞在した寮では、朝夕の食事がついていてビュッフェ形式でした。

・留学費用はおおよそどれくらい?
留学費はトータルで76万円くらいでした。
授業料・参加費が大体66万ほど、生活費が10万ほどです。
プログラムについているツアーやイベントの参加費は留学に行く前に支払うのですが、その他、日常生活でも、イベントやゲームに参加したりしたので、その分のお金がかかりました。これらの日常生活での費用は上記の生活費に含まれています。
その他、食費やお土産代などにお金を使いました。

・留学した理由は?
留学の理由は、英語力の向上、今後長期留学を考える前に一度、短期で留学経験をしておこうと思ったからです。

・留学先の大学で、どのようなことを勉強した?
マギル大学では、カナダやモントリオールの文化、食、自然や動物などについてのテーマを勉強しました。また、発音練習などのクラスもありました。
午前は座学、午後はモントリオールの街をグループに分かれて散策し、午前中に先生から出された課題を、街の人にインタビュー等をしながら進めていくという感じでした。
モニターと呼ばれる現地の学生が、1グループにつき1人ついて一緒に課題を手伝ってくれます。

・留学先をカナダにした理由は?
カナダは気候が良く、治安も良いからです。また、以前カナダを旅行した時に、現地の方々が非常に親切だったこと、人々の雰囲気が明るく楽しかったこともカナダを留学先に選んだ理由です。その他、留学プログラムの内容が充実していたことや、イベントやツアーなどが魅力的であったことも理由です。

マギル大学に行って一番よかったことは?
このプログラムでは、現地の学生が常に一緒に行動してくれるというところが1番良かったと思います。現地の学生(モニター)と一緒に行動する機会が多く、彼らととても仲良くなることが出来ました。授業はもちろん英語で行われますが、授業以外の時間(例えば、買い物や休日、寮の中)でもモニターの方々が一緒に生活してくれているので、英語を話す機会が非常に多いです。モニターには、クラスモニターと寮のモニターがいます。
クラスモニターは先ほどから記述している通り、課題などを一緒に手伝ってくれたり、午後の授業を一緒にしたりする学生です。
寮のモニターは、私たち留学生と一緒に寮内で生活してくれる学生たちです。
彼らと1ヶ月一緒に生活することで、授業ではあまり学ばないような“生きた英語”を学べたというのが、とても良かったです。

・留学をしてよかったと思うことは?
留学をして良かったと思うことは、留学をする前に比べ、英語を話すことに対しても、何かをするにしても、積極的になれたということです。
留学中は、食べ物を買うとき、ショッピングするとき、道を尋ねるときなど、すべて英語です。日本語を話してくれる人は友達以外いないので、自分たちでどうにかするしかありません。なので、英語を話さなくてはなりません。文法が間違っていても、もし間違った単語や発音で話していたとしても、通じたらとても嬉しいものです。自分から英語を話すことで自分自身に自信がつきます。また、日常生活でイベントやゲームに積極的に参加することもとても重要だと思いました。友達と色々なことに挑戦したことで、それらが経験となり、また新しい何かがあったとき、挑戦してみよう、やってみよう、という気持ちを持てるようになったと思います。それは、日本に帰ってきてからも同じことで、自分から前向きに挑戦する大切さを学べたことが、この留学で1番良かったと思うことです。

・留学で一番苦労したことは?
留学で大変だったことは、風邪を引いたときにどの薬を買えばいいのか分からず、1週間くらい風邪が治らなかったことです。日本から風邪薬は一応持ってきていましたが少量でしたので、もうすこし持っておけばよかったかなぁ、と思いました。

 

f:id:sophia-law4:20200519111020p:plain

f:id:sophia-law4:20200519111023p:plain



<単位関係>


・留学した分の単位換算はどうなった?
般教に2単位換算されました。

 


<後輩へのアドバイス>


・留学に関する情報はどこで手に入れた?
留学に関する情報は、大学の授業で配られたチラシで知りました。その後は、お昼休みにある留学説明会などで情報を入手したり、同じ留学先の友達と情報交換をしたりしました。。

・留学を迷っている後輩にひとことお願いします。
留学をするかどうかで悩んでいるのなら絶対に“する”ことをお勧めします!
普段とは違う環境で、自分の力で生活するのは、もちろん不安もありますが、楽しいことがたくさんあるのも間違いありません。留学では、英語力向上の他、様々な人との出会い、文化や価値観など、毎日が刺激にあふれています。自分が今後どのようになりたいのか、を考える上でも、留学先での出会いや刺激の中で、そのヒントに出会うチャンスがいっぱいあります。単なる経験以上のものを得られるのが留学だと思うので、迷っているなら思い切って留学しちゃいましょう!(笑)
皆さんが、楽しい留学生活を送れることを願っています!

・留学中に体験しておいたほうがいいと思うことがあったら教えてください。
留学中に体験したほうがいいと思うことは、当たり前ですが、その土地の食や文化を知って実際に体験することです。せっかく自分が行った留学先なので、その土地で人々がどのように生活しているのか、どのような食や伝統、文化などがあるのかを知って、自分も現地の暮らしを体験してみることが大切だと思います。その中で、人とのコミュニケーションをして、相手を尊重することが大切だと思います。

 

 

 


いかがでしたか?
私も留学を「いつか」はしたいな~と思っていました。
でもお金ないし、留学いつ行くかとかいろいろめんどくさそうだし、英語の試験のスコアとらなくちゃいけないし…とりあえず後で考えよう!って思っていたらこんなになってしまいました。


大学生は、誰も自分の行動を管理してくれません。「行きたい」思いがあるのなら、積極的に行動しましょう!(私が言っても重みがありませんが…(笑))。

 

しかしこんなご時世ですから、なかなか留学のことを現実的に考えるのは難しいかもしれません。でも、大学生のうちに留学をしたい!と考えているのならば、今この時間も色々動いておくべきです。TOEFLのスコアを少しでも高くする勉強だとか、自分にふさわしい奨学金を調べるとか…。

行ける!そうなったときに後悔しないように準備を進めておきましょう!


明日は、留学の準備何する?の記事です!お楽しみに~!