上智法学部 履修登録説明~法学部共通編①~
今日は【法学部の法法、国関、地環の3学科に共通する履修登録について】です!!
学部共通の話をまとめると長文となったため、目次を作りました!
(今回はchako、ホワ、みんみんぜみの3人のリレー形式で作成した記事となっております!)
目次
言語の授業について
学科科目について~開講科目担当表を読みこなそう!~
特別コース・プログラムの紹介
↑本記事では青い文字の部分ついて述べています。
開講科目担当表の詳しい見方
開講科目担当表とは、履修要覧〔学科科目編〕(全学共通科目p.28~)、(法律学科p.461~、国関p.472~、地環p.485~)などにある、授業科目が一覧になっているものです!
ここには情報が盛りだくさんで、それぞれの欄からは以下のことについて知ることができます!(履修要覧〔学部科目編〕p.5参照)
“科目コード”欄
科目コードが同じなのに名前がちがう授業がたまにあることに注意です。科目コードが同じものは同一科目と扱われるため、それらを重複して履修すると卒業単位にはなりません。
“ナンバリング”欄
アルファベットは分野を表し、アルファベット3つの真後ろの数字はレベルを表しています(ex.LAW301~ :法律分野のレベル300)。また、1番下のレベルは100で、200、300、、、と100単位で上がっていきます。
“授業科目”欄
授業の名前がわかります。
”単位”欄
その授業を修めたときに与えられる単位の数が分かります。
“担当者”欄
授業を行う教員の名前です。名前の前に*マークがついているのは非常勤教員です。
“年次”欄
「年次」の欄の1~4の数字は、”(大学推奨の)履修するのに向いている学年”を表しています。「3・4」年向けの科目を1年生が履修することは可能で、もちろん卒業単位として認められます。しかし、“備考欄”に「1・2年次生履修不可」という記載がある科目の場合は、3年生以降でしか履修できません。
“開講期”欄、“外国語”欄、“備考”欄
ここの欄を読むと、自分が興味のある授業科目がいつ開講しているのか、今年度も開講しているのか、使用する言語は何か、どのような授業形態なのか、などがわかります。
具体的な内容を箇条書きにしてみました。
1.“外国語”欄に〇がついているものは、授業がすべて外国語で行われます。
2.“備考”欄に「○年次生履修不可」、「○○学科生履修不可」と記載してある科目は該当する学生は履修できません。「○年次生優先」と記載のある科目は、その年次の学生が優先されますが、それ以外の学生でも履修することはできます。
3.”備考”欄の「輪講」とは、複数人の教授が変わりばんこで講義なさることです。1回100分の授業で何人もの教授が来るわけじゃありません。今日は○○教授で、来週は△△教授による講義ということです。
4.”備考”欄の「隔年開講」とは、それは1年おきに開講される講義です。毎年開講される授業がほとんどですが、2年に1度開講されるという授業もいくつかあります。
5”開講期”欄の「休講」とは、本来は上智で開講される講義だけど、今年は開講されない講義のことです。開講されない理由は一つではないと思いますが、サバティカル休暇制度の可能性があります。これは、教授が1年間授業をおこなわないで自分の研究に勤しむことのできる制度です。
全学共通科目について
こんにちは!“高温多湿に適応した身体がほしい”と切に願っている法法3年のchakoです。もうすぐ夏ですね。窓からの日差しが強い。。。ぜひお家で水分補給しながら読んでください!!
さっそく全学共通科目から履修説明していきます!
全学共通科目は必修・選択必修・選択の3つに科目が分けられています。
一つずつ説明していきます!!!
必修科目「ウェルネスと身体」について
全学共通の必修科目は「ウェルネスと身体」です。(履修要覧〔学科科目編〕p22~23)
<ウェルネスと身体の履修について>
・卒業のために必要な単位は2単位です。
・1年間ではなく、春か秋どちらかの学期だけの授業です。春なのか秋なのかは学科ごとに決められています。地環は春学期、法律学科と国関は秋学期です。
・原則として1年次に履修してください。
・春学期に履修する学生のクラスと登録コードはLoyolaの「学事センター(教務)掲示板」で発表されます。秋学期に履修する学生については9月下旬に同掲示板で発表されます。
・原則としてクラスの変更は認められません。
・健康障害などの理由によって指定されたクラスを履修することが困難なため「特別クラス(初回授業は10月2日金曜2限)」の受講を希望する人は、指定されたクラスの授業開始以前に担当教員と相談するようにしてください。(詳しくは履修要覧〔p.22参照)
・必修科目なので、この授業の単位を取らなければ卒業できません。1年生の春学期(地環)でこの単位を落とした場合に1年生の秋学期に再履修することはできないし、1年生の秋学期(法律、国関)でこの単位を落とした場合に2年生の春学期に再履修することもできません。再履修できるのは春学期の学科であれば1年後の春、秋学期の学科であれば1年後の秋になります。
※図はイメージです!
<ウェルネスと身体の授業について>
(注意:以下は、オンラインでのウェルネスの授業では参考にできない内容かもしれません!!)
・この授業は、実技と保健体育を合わさっているような授業です。クラスは男女混合で、実技も男女合同で行われます。
・初回授業のガイダンスに教科書が必要なので、購入を忘れないようにしてください。
・使用する教科書『身体のリベラルアーツ』は提出用のレポート用紙が付属しているため必ず新品のものを購入してください。このレポートの提出は成績評価に含まれ、単位の取得に関係します。秋学期に受講する学生の教科書は秋学期の授業開始前に販売されます。(ウェルネスと身体の授業がオンラインで実施される場合は、指定されたレポート用紙で提出することはないかもしれませんが。)
・成績評価に出席が含まれるため、自分の欠席数や何回遅刻すると欠席1回としてカウントされるのかなどは自分できちんと把握しておいたほうがいいです!
選択必修科目「キリスト教人間学」について
全学共通選択必修科目はキリスト教人間学(キリ教)です。(履修要覧〔学科科目編〕25~26 ページ参照)。
<キリ教の履修について>
・卒業に必要な単位は4単位(1年生春学期、1年生秋学期の各2単位)です。
・指定ブロック内に数種類あるキリスト教人間学の授業の中から選択し、授業を受けます。
・原則として1年生で履修しますが、もし単位を落としてしまったら2年生以降に履修することになります。
・キリ教を4単位以上履修することも可能です。その場合は“全学共通科目の選択科目の単位”へ算入することができます。
<抽選について>
・キリ教の授業は各ブロック内で数種類あり、それぞれ学生の定員人数があります。
・法学部1年生は全学科ともCブロックの時間帯(金曜1限)と指定されているため、金曜1限に行われる授業科目の中から希望することになります。その他のブロックの科目を履修することは不可です。(2年次以降はすべてのブロックから選択できるようになります。)
・学生は抽選で当たったキリ教を受けることになります。
・抽選でキリ教が決まってから、loyolaの履修登録状況照会で履修登録できているかを自分で確認することができます。
・必ず抽選エントリー期間内に抽選エントリーしてください!!!春学期の抽選エントリー締め切り期限は5/13~5/20(12:00)です!
<抽選エントリーの方法>
➀「Loyolaにログイン→カリキュラム履修登録関係をクリック→抽選科目エントリーをクリック」してページを開きます。
②ページ上に“カテゴリ名”が表示されているので、その中から「全学共通科目(選択必修科目〔キリスト教人間学〕) 」をクリックします。
③法学部は C ブロック(金曜日 1 限)なので、「C ブロック」を選択すると 10 個の授業が出てきます。
④そのすべての授業に 1~10 まで優先順位をつけていきます(履修要覧〔学科科目編〕p26参照)
⑤“完了ボタン”を押します。1~10 まですべての順位を入力しないと“完了ボタン”は押せません。 (履修要覧〔学科科目編〕p26参照)
⑥最後に、「カリキュラム履修登録関係→履修登録・登録状況照会」に進むと画面に表示される時間割の金曜 1 限部分が「未登録」ではなく「抽選エントリー中」になっていることを確認し“「登録完了」ボタン”を押します。これで無事おわりです。
選択科目について
〈選択科目の履修について〉
・選択科目の単位として充てられるものは主に【 ➀高学年向け教養科目 ②語学科目 ③一般教養科目:般教 ④実践型プログラム科目 ⑤インターンシップ科目 】です。開講科目一覧表は履修要覧〔学科科目編〕のp.33~46で確認できます。
・この単位は入学から卒業にかけて4年間で取得していくものです。「〇年生で△単位を取得しなければならない」という決まりは特にありません。
・20単位のうち2単位は必ず➀から取ります(2単位以上の履修も可能)。➀は3・4年次生だけが履修できます。
・残りの18単位は①~⑤の中から取ります。しかし、②は最高でも8単位までしか卒業単位として認められない決まりとなっています。(ex.般教10単位+語学8単位なら単位不足なく卒業可、般教8単位+語学10単位なら2単位不足で卒業不可。)
・ここでいう語学科目とは、第三外国語のこと、第二外国語と同じ言語だけど選択必修よりもさらに上級クラスのこと、英語選択科目のことです。AC(英語)と第二外国語のことではありません。
・また、英語の選択科目を履修できるのは、AC1の単位取得後です。AC免除の新入生以外は1春でAC1を履修し、1秋から英語選択科目を履修できます。
・選択科目には、抽選科目とそうではない科目があります。
・抽選科目の場合は抽選エントリーを必ず期間内にしてください。春学期抽選エントリー期間は5/13~5/20です!
・夏休みや春休み中に行われる講義を集中講義といいますが、この集中講義を履修したい場合も他の科目と同様に履修登録期間に行ってください。講義の日程・教室はLoyolaの「学事センター(教務)掲示板」にて確認できます。
<抽選エントリーの方法>
詳しい方法は前回の記事「履修登録 準備編前編」でもご覧ください。
➀「Loyolaにログイン→カリキュラム履修登録関係をクリック→抽選科目エントリーをクリック」してページを開きます。
②ページ上に“カテゴリ名”が表示されているので、その中から「全学共通科目(選択科目)」をクリックします。
③抽選にかけたい科目の登録コードを入力していきます。
④科目を登録したら、優先順位を入力して、完成です。
<抽選に当てるコツ>
科目の希望者数を確認して、抽選エントリーを完了してください。
優先順位を入力していく際に、その科目を第一希望にしている学生の人数が画面上で確認できます。自分が第二希望にしている科目を第一希望としている人が、すでに定員数を超えているような場合、自分が当たることはまずあり得ません。
第一希望者の中で抽選が行われ、第一希望者の中にも抽選で落ちる人がいるのですから、第二希望としている自分が当たることは考えられないからです。
<!!抽選で外れた般教を履修できる(かもしれない)方法!!>
今学期は(オンライン授業になった影響で?)休講、秋学期に変更された般教が多くなっていることがわかりました。なので、例年よりも当選する確率が低くなりそうです。
「実際に抽選結果をみたら、ほとんどハズれてた!」
となったとしても、ハズれた般教を履修するチャンスがあります!
~方法~
➀Loyolaの履修登録画面から自分が履修したい科目の登録コードを入力して、登録するボタンを押します。
②その般教がすでに定員オーバーだという理由で履修できませんと表示がでてきます。
③➀を繰り返し行う
④突然、取りたかった般教が自分の履修登録画面に表示されることがある。つまり、履修登録できている。
⑤”登録完了”ボタンを再度押しておく!
抽選に当たって履修できている誰かさんがその授業の履修を削除したと同時に、履修登録ボタンを押した人はその授業を履修することができます。
(誰かが授業をキャンセルしたら定員に空きができて、自分が授業をとれる)
そんな絶好のタイミングを掴むためにボタンをポチポチ、ポチポチ、ポチポチ、、、
これを数十分、時には日を改めて挑戦し続ける忍耐作業であることから、上智生からは
“ポチポチ”と呼ばれています!!!chakoは運に恵まれないため、ほぼ毎回の履修登録期間ポチポチがんばってます笑
これで、本記事の本文は終わりです!!さいごに、
~ここまでの内容のアドバイス~
般教を学科C群として履修する人けっこういます!!今年は履修しないかもしれないけど、早いうちからいろんな授業を知っていることに損はないので、気になる科目がないかチェックしてみるといいですね!!