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上智法学部 履修登録説明~法学部共通編②~

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地球環境法学科3年のホワです!
最近はもっぱらお菓子作りしてます。胃袋掴む大作戦決行中です(笑)
ホットケーキミックスのおすすめは日清の「極もち」!もうどこにも売ってないけど…(泣)

 

目次


・開講科目担当表の詳しい見方
・全学共通科目について

・特別コース・プログラムの紹介

 

本記事では青文字の部分について述べていきます。

 

 

 

言語の授業について

 

ここでは、法学部共通の言語の授業に関する履修話に入っていきます!
語学科目必修であるAcademic Communication(AC)と学科科目選択必修である第二外国語(二外)の単位や履修登録、成績についてです。

 

 

ACにも二外にも関係することについて

(履修要覧p113~p117参照)

 

・語学科目の必修であるACは4単位、学科科目の選択必修である二外は8単位が卒業までに必要です。


・第三外国語など、ACでも二外でもない言語の授業を履修した場合は全学共通科目の選択科目に8単位まで算入できます。


・ACも二外も、自身の言語レベルによって履修できる授業科目が限られています。ACはスコアの提出(秋学期のみ可能)、二外はレベルアップ面接を受けることで上のレベルの授業を履修できるようになります。


・言語ごとに指定された履修順序は必ず守ってください。


・語学科目においては、出席回数が大事になります。履修要覧にも「単位取得の最低条件として定められた出席回数を守ること」とあります。出席に関しては最初の授業で言われるはずなのでよく聞いてください!〇回までしか欠席しちゃだめ、など細かいルールがあります!法律科目と違って出席に厳しいので注意してください!(履修要覧p114参照)
(例年だと出席回数はすごく大事なのですが、今学期はオンライン授業になった影響で成績評価基準が色々と変わっているようです。ロヨラ掲示板をチェックしてください!また、最初の授業で担当教授から詳しく説明されるのでよくよく聞いてください!)

 

ACと二外は原則履修中止をすることはできません。ただし二外に関しては、自言語登録をした言語を変更する場合は履修中止ができます。履修後に自言語登録の変更したい場合は学事センターに必ず問い合わせてください。

 

 


Academic Communication(AC)について

 

〈ACの履修について〉(履修要覧p118~129)

 

ACは原則一年次に履修してください。


プレイスメントテストを受けないとACを履修することはできません。


・Academic Communication1(春学期2単位)と Academic Communication2(秋学期2単位)があります。春学期にAC1を履修した後、秋学期にAC2を履修します。AC1を履修せずにAC2を履修することはできません。(詳しくは履修要覧p121)


・ACは週2回の授業があり、法学部はBブロックの時間帯なので、月曜2限と木曜2限に授業があります。AC1(春学期)に関しては、履修するクラスについても指定されるのでプレイスメントテストの結果を確認してください。(履修要覧p119参照)


・AC1の修得後、基準を満たすスコアを取得している場合、学事センター窓口にて手続きをすれば次学期からAC2のレベルを上げて履修することができます。具体的な手続きに関しては9月頃(去年は9月でした)にLoyolaの学事センター(教務)掲示板に掲示されるので、チェックしてください。スコアの基準は履修要覧のp128を見てね。
プレイスメントテストで実力が発揮されず実力より低いクラスをうけることになってしまった…という方は要チェックです!レベルダウンはできませんよー!


・春学期のAC1はクラスが大学より指定されますが、秋学期のAC2は抽選科目となっており、同一ブロック内の同一レベルの科目であれば、自由に選ぶことができます。

つまり秋学期は、春学期と同じ教授の授業にするか他の教授の授業に変えるかを選ぶことができます。
スコアを提出しレベルアップの手続きができたら、アップしたレベルのクラスを選べるようになります。


・秋学期のAC2では、秋学期中に大学でTEAPを受けます。全員強制です。AC2はこのTEAPの結果を含めて評価されるので、みなさん頑張りましょう!!!!受ければいいよーという教授も多いですが、TEAPの結果がよくないと成績下げるよーという教授もいらっしゃるようです(笑)

 

 

 

〈ACⅠの履修登録方法について〉履修登録クイックナビp10参照)

 

ACの履修登録の手順は、


1. 自分のクラスを確認する
2.履修登録・登録状況照会」から履修登録をする
(Loyola→カリキュラム履修登録関係→履修登録・登録状況照会→月2/木2(どちらかで大丈夫)のコマの「未登録」をクリック→プレイスメントテストの結果指定された授業の「登録コード」を入力→登録)
3.月2と木2にACの授業が入ってることを確認できたら「登録完了」

 

 


第二外国語(二外)について

 

〈二外の履修について〉(履修要覧p132~153)


学科科目の選択必修科目の28単位のうち、8単位が二外です!(履修要覧の標準配当表 : 法法p456、国関p468、地環p479にある、選択必修語学科目の8単位は二外のことです。)

2年間で8単位(春学期2単位、秋学期2単位、春学期2単位、秋学期2単位)を取得します!(※単位を落とすと、ずれていきます。)

・二外は2年間ずっと同一言語で履修しなければなりません。異なる言語を組み合わせることはできないです!


・法学部はフランス語、イスパニア語(スペイン語)、ドイツ語、イタリア語、中国語、コリア語、ロシア語、ポルトガル語ラテン語インドネシア語、フィリピン語、アラビア語、日本語(留学生のみ)、の13言語から選んでください。


二外は自言語登録をしてから履修してください!!!!!

自言語登録をしないと卒業単位として認められません。(自言語登録をしないと抽選科目エントリーができず、選択必修として履修出来ない仕組みになっています。)


・履修要覧に「不適切なレベルで履修登録を行った場合は学期途中であっても履修登録を削除する」と書いてあるので、初めて学習するのでなければレベルアップ面接を受けてから履修しときましょう!逆に言えば、初習でなく、レベルアップ面接を受けていなければ、その言語は履修登録しない方が良いかもしれません。


・レベルアップ面接を受けてレベルアップして履修する場合でも履修期間は2年間です。レベルアップ面接を受けると面接を担当した教授と履修の相談をしたかと思いますので、それに従えば間違いないかなと思います。


・「海外短期語学講座」というものがあります。長期休暇中に自言語登録をした言語の指定された語学プログラムに参加すると、選択必修の二外として2単位がもらえます!!詳しくは履修要覧p153を見てください。

 

 

ここから先は「ドイツ語・フランス語・イスパニア語・イタリア語・中国語・コリア語」を選択される方と、「それ以外の言語」を選択される方で大きく話が変わってくるので関係ある方を読んでください!

 

<ドイツ語・フランス語・イスパニア語・イタリア語・中国語・コリア語選択>


週2回授業があり、法学部はHブロックなので、火曜4限と金曜4限に授業があります。(履修照覧p136参照)
抽選科目エントリー期間中に、自言語登録した言語でHブロックのクラスを抽選にかけてください!
・単位を取得できなかった場合は、次の学期に前学期と同じ科目を履修してください。前学期と違う教授の授業に変えることもできます。(詳しくは履修要覧p134を見てください、多分読めばわかります。)

 

 

<それ以外の言語を選択>


・履修する時間帯(ブロック)が指定されていないので、必修の授業と被らないように履修してください。
・抽選であれば、抽選エントリー期間中に抽選をかけてください。抽選でなければ、履修登録期間中に履修登録をしてください。
・単位を取得できなかった場合は、同じ科目が開講される学期まで履修することができません。
・ロシア語、ポルトガル語ラテン語は開講科目が少なく、時間割の都合上、2年間で履修しきれない可能性があります。(履修要覧p139、p140参照)
インドネシア語、フィリピン語、アラビア語は4年間で履修しきれない可能性もあります。(履修要覧p141参照)

 

 

 

〈二外の履修登録の方法について〉(クイックナビp12参照)

 

二外の履修登録の手順は、


1.「自言語登録」をする
  (Loyola→カリキュラム履修登録関係→自言語登録→語学を選択する→語学決定)


2.「抽選科目エントリー」から「選択必修」として履修する
  (Loyola→カリキュラム履修登録関係→抽選科目エントリー→語学科目(一般外国語科目)→自言語登録している言語の語学科目を含むグループのみが表示される→優先順位をつける→確定→最終確認の画面が表示される→確認後、登録を完了させる)


3.「履修登録・登録状況照会」を開き、抽選をかけた時間帯が「抽選科目エントリー中」となっていることを確認したら「登録完了」ボタンを押す

 

 

〈二外の履修登録の注意〉


抽選科目エントリー期間に抽選をかけてください!(抽選エントリーを忘れてしまった場合、先着申し込みとなるので学びたい言語が学べなくなる可能性が高くなります。)

・抽選科目エントリーを忘れてしまった場合は、先着申込の際に区分を指定して履修登録を行ってください。
履修登録期間中に、一度登録した自言語を変更する場合は、エントリー情報を削除してから再度自言語登録を変更するところからやり直してください。

 

 

 

まだどの言語にするか迷い中な方は、各言語を紹介している「第二外国語のいろいろについてと言語照会をする、の巻」という記事を見てください~

↓↓↓

sophia-law4.hatenablog.com

 

 

 

言語の授業のアドバイス

ACも二外も履修し終えた私からのアドバイスを少し!
言語の授業は、単位を落としてしまうと、すごーくめんどくさいので、単位を落とさないように頑張るのをおススメします。

出席と授業態度は本当に本当に大事です!良い成績を狙うのであれば、ここらへんはきっちりやっていきましょう!
少人数制なので友達ができやすく、教授も気さくな方が多いので、授業はとっても楽しいです!

ACでは英語のレポートの書き方やプレゼンテーションなど、その後の授業でも役立つ実践的なことをたくさん教えてもらえます!二外は2年間学習し終えると、ある程度自分の意思を伝えられるようになり、簡単なコミュニケーションがとれるようになりますよ!
単位に関しては少々複雑なところもありますが、法律(日本語)とずっとにらめっこする法学部生にとっては良い息抜きです。

テスト前は、単語や動詞の活用など覚えることがすごく多くて、2年生なんかになると「なんでACは1年間なのに二外は2年間やらなきゃいけないんだよー!」って叫びたくなりますが・・・(笑)
英語は1年間だけでいいのに、二外は2年間やらなきゃいけないのは結構謎ですよねー。まー諦めて頑張りましょう・・・!

 

 

 

法学部学科科目について~開講担当科目担当表を読みこなそう!~

 

履修要覧〔学科科目編〕(法律学科p.461~、国関p.472~、地環p.485~)には、いずれも学科科目の開講科目担当表があります!!

ここからは、この表の読み方を説明しながら法律科目について詳しくみていきます!!担当者は再びのchakoです。

 

<A群、B群、C群について>


開講科目担当表のページを開いて数ページめくってみたら、
法学部の学科科目はABCの3つに群分けされていることに気がついたと思います。


学科の科目なので、ほとんどが法律に関する科目ですが、どのようにABCと振り分けられているのかというと、
A群→必修科目 法律の基礎知識、基本を学ぶ科目(ex.法学入門、憲法民法)
B群→選択必修科目 基礎から発展し、より自分の専門的な内容を学ぶ科目(ex.地環なら環境法系、国関なら国際法系)
C群→選択科目 自分の専門から離れた法律科目や、法律に近しい科目(ex.政治学、経済学)
というイメージになります。

 

A、B、C群それぞれの科目数は学科ごとにちがいます。

刑法総論」という科目は、法法では必修科目(A群)だけど、地環では選択科目(C群)に振り分けられています。このように、同じ科目なのに学科によってA~C群の振り分けがちがっています。

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<C群として扱われる科目について>


法学部生でも法律科目以外を学べる機会がもちろんあって、学科科目C群として扱われる他学部の科目というのがあります。


その科目というのは、学科科目編の履修要覧p.446~447に書かれている他学部他学科科目、全学共通科目(般教)、語学科目です。この中の科目であれば26単位まで学科科目C群の単位として認めてもらえます。ただし、その中でも細かく「全学共通科目は12単位まで」「語学科目は8単位まで」という制限があります。

他学部他学科科目と全学共通科目と語学科目の合計が26単位を超えてしまったら、超えた分の単位は卒業のための単位に計算されません。


また、“学科科目(C群)”として扱うことのできる“全学共通科目”をLoyolaで履修登録しようとすると「科目の区分を選択する」箇所があるので、C群として単位を計算してもらうためには“学科科目”の区分を必ず選択して履修登録してください。

履修登録時に“全学共通科目”として登録してしまったら、後から“学科科目”に変更することは不可能で、同様に“学科科目”から“全学共通科目”に変更することも不可能です。

 

 

というわけで、法学部共通編②でした!次は「法学部共通編③」です。特別コース・プログラムについて触れていきます~!